辛口太郎のブログ

日々思ったことを思うままに。

【思い出】お金を借りるということ

数年前、幼馴染のお母様から突然お電話がありました。

 

息子(私の幼馴染)の件で、相談したいことがあり、お時間頂けないか、ということでした。

 

近所の喫茶店で待ち合わせし、久しぶりの再会後、私が幼少期に知人宅にお邪魔したり、お泊りしたこと等、懐かしい思い出話で雑談すること5分。

 

相談内容の話になり、通知書らしき3枚のはがきを提示されました。

 

タイトルから概ねお察しとは思いますが、3通とも支払い依頼通知書なるものでした。

 

中身を見て、私だったらどうするか、教えて欲しい、という相談でした。

 

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A社:借入元金数百万

B社:借入元金数百万

C社:借入元金数十万

 

それぞれの貸金会社名と年利は伏せますが、各社毎月の支払いは3万円~9万円。

 

全社合計して、毎月20万円弱を返済する形になっていました。

 

書面上の他の数値を見た上で、状況的にかなり「ヤバい」ということが分かりました。

 

幼馴染は現在独身で、若い頃に得た技術・知識を武器に自営業を営んでおり、子供部屋が仕事部屋となっている、とのことでした。

 

お金を借りていることをご両親はずっと知らなかったようで、お母様が知ったのは居間のテーブルにまとめて置かれていたから、ということでした。

 

当人の年収は不明で、ここ数か月、家に入れるお金(食費・光熱費等、数万円)が滞るようになったとのこと。

 

また近年は受ける仕事が少なくなってきたのか、買い物や通院に同伴してくれるようにもなったとのこと。

 

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○○君(私)がうちの子(幼馴染)だったらどうしている?と訊かれましたが、情報が不足して即答は出来なかったものの、暫く思案して、

 

・収入を増やす活動を行う

現職の収入が毎月の返済に追いつかないなら、転職も視野に、その返済額を上回る収入を得られる仕事を探す(会社員・契約社員やパート・アルバイト等の掛け持ち込みで)。

 

(時間はかかると思うが、)安定してきたら、貯蓄から利回りの良い定期預金や新NISA等、お金を増やす活動を行う。

 

・全額返済すべく、親・親類・知人に相談する

身内にお金があり、無利子で貸して貰えるだけの(親・親類に)余裕があれば、土下座してでもお金を借りて、即刻返済する。

 

無論返済計画も事前に立て、それを説明し、納得して頂いた上で、決められた金額を必ず返済していく。

 

・今後お金を借りるような生活はしない

支出は衣食住を最優先とし、娯楽費(があれば)は少額で済むものに切り替える。

 

 

言葉でいうのは簡単ですよね。。。

いずれも実際に叶うかどうかは全く分かりませんから。

 

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その後、幼馴染のお父様の方も知る所になり、家族会議に至ったようです。

 

数か月後にお母さまから連絡があり、以前のご相談のお礼踏まえて、その後のお話を訊きました。

 

額面的に何とかご両親の年金や貯金でカバーすることができたようです。

 

しかし幼馴染のお金に対する考え方や態度があまりにも稚拙だったようで、息子からの「お金が無いなら、借りるしかないだろ!」の投げやりな返事で、お父様にとっては我慢の限界だったようでした。

 

結構な歳とはいえ、お父様・お母様が高齢なこともあり、自分たちが先だった後の子の将来も見据え、敢えて、

 

・家から追い出す

・必要なら自己破産させる

 

と一からやり直させる決断をされたようです。

 

お金を借りてまで何に使ったか説明はなく、こちらも言及しませんでした。

 

ただ貸金業者からお金を借りるというのがどういうことなのか、もしも最初に借りる前にでも、親に相談していたら、こうはならなかったのかもしれない、とつくづく思いました。

 

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最初に幼馴染お母様から相談を受けた際、すぐさま「ヤバい」状況を理解したのですが、そのヤバさを理解しないまま、過去借金苦になった方がいました。

 

私が就職して間もないころのお話ですが、ギャンブル好きな先輩がいました。

 

スロットでお金を使い、数日後その月の支払い(固定費)が払えないことが発覚。

 

仕方が無いので、カードローンで数万円キャッシング。

 

その時は年利等の利息は全く気にも留めていなかった模様。

 

初めてのキャッシングだったようですが、慣れてしまうと怖いもので、その後も同様に繰り返し利用するようになったとのこと。

 

暫くはお金に困らない生活を送れたようですが、気づくと借り入れの元本が上限額に達し、それ以上借りることが出来ない状態に。

 

その時誰かに相談でもしていれば、良かったのですが、別のカードでキャッシングを続けてしまいました。

 

そんな生活を5年ほど続けてた頃、既に3社からお金を借りて、総額数百万円の借金苦に陥っていました。

 

比較的あけっぴろげな性格だった先輩で、その頃の振込依頼通知書を見せてくれたことがありました。

 

先輩は知っているものと思っていましたが、月の返済額に対して、支払い前後の借入総額の減りがいかに少ないか(=利息がいかに高いか、を説明したところ、「その話、もっと早くにして欲しかった~orz」と、かなり落ち込んでいました。

 

仕事でも大変お世話になった先輩だけに、5年前に初めてキャッシングした際にでも、年利と怖さを伝えるべきでした。

 

とはいえ、通知書を見たことのない5年前の私には、「ヤバさ」に気づかなかったと思いますがね。。。

 

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他にも同じ借金苦になった方を見てきましたが、

 

Aで借りる

Aに返せなくなる

だからBで借りて、Aに返す

AもBも返せなくなる

だからCで借りて、AとBに返す

 

というのがこれまで見てきた、借金苦となる方の負のスパイラルです。

 

住宅ローンを組んでいらっしゃる方はご理解頂けると思いますが、毎月払っている金額に対し、支払い前後の元本がどれだけ減っているか、は常に意識されていると思います。

 

変動であれ、固定であれ、金利として余計に払う利息分は、借りたお金以外に支払う金額です。

 

利息で儲かるから貸す側もお金を貸すのです。

 

更に言うと、月の返済が楽な頃だと、月の返済額に対して、支払い前後の借入総額の減りがいかに少ないか(=利息がいかに高いか)なんて、見落としがちです。

 

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お金を借りるということは、借りた以上の金額を返すことに他なりません。

 

お金を借りないと生きていけない状態になる前に、月・年の収支がいくらになるのか、最低過去1年の収支と昨今の社会事情(物価高騰等)から見通しを立てましょう。

 

また日々の生活の中で、どうするとお金が浮くか、を常に意識・見直しができると良いと思います。

 

例えば電気・ガス・水道の使い方1つでも光熱費は変わりますし、電気の契約アンペア数によっても基本料金が変わります。

 

そして、毎月の自由に使えるお金のうち、幾らかは将来に備えて必ず貯金しましょう。

 

またその月に余ったお金も、使うのではなく、貯金に回しましょう。

 

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最後に、お世話になった二社目の上司と飲みに行った時のお話。

 

俺(上司)は1000万円の貯金は絶対に崩さない、ということでした。

 

勿論、将来の備えや緊急時に使うために貯めたお金であり、いざという時に使うためのものです。

 

地方の出身のため、当時は都心から少し離れた所で独り暮らしだったようですが、1000万円貯まるまでは、毎月必要最低限の出費に抑えて、ボーナス含め余ったお金は全て貯金していたようです。

 

10年もしないうちに1000万が溜まり、それを超過するようになってから、多少贅沢な買い物をする(上司的には買い物ができる)ようになった、ということでした。

 

だから趣味にお金を使うとしても、1000万は崩さない範囲で、と考えているようです。

 

当時の私にとっては大変有意義なお話でした。

 

私も同じことを実践し、最初は100万、次に200万、次に500万として、少しずつ金額を上げて行き、当時は独身で親の自宅住まいだったこともあり、比較的早くに目標達成ができました。

 

無論、書籍やコンピューターゲーム等、趣味に掛けるお金は出ていきましたが、飲む・打つ・買う等は一切手を出さずでした(というか興味も無かったですが)。

 

今でも、自らで決めた貯蓄額を下回らないようにお金を使うことを実践しています。

 

若い方ほど、同じことを実践されることをお奨めします。

 

多かれ少なかれお金が貯まっていくうちに、貯める楽しさが増えるばかりか、それを元手に貯める→増やす形に意識を変えることもできますから。

 

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お金を使わないとストレスも溜まりますが、それでも場合によっては自制もしないとなりません。

 

キャッシングやローンだけでなく、単に手持ちのお金を使うことにおいても、「ご利用は計画的に」です!

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。