【失敗談】親子共々使用期限を知らず。。。
先月の母の誕生日。
何が欲しいかと聴いたら、カセットコンロでした。
それまで使っていたカセットコンロは年季もの。
私が小学生の頃から使っていたものなので、製造から少なくとも40年。
カセットコンロとカセットボンベをセットする際に下に押し下げるレバーのプラスチック部分は欠けかけており、コンロの周囲の塗装は所々剥げ落ちて、錆びだらけ。
たとえボロボロでも、私には今でも愛着のある、思い出のカセットコンロでした。
母ご要望のカセットコンロは、ジャパネットたかたのカタログに掲載のイワタニ産業のもの。
焼き肉用のプレートとたこ焼き用のプレートと蓋付のアルミ製小鍋が付属した、ジャパネットオリジナル商品でした。
念のためWebサイトで宣伝動画や仕様・付属品を見つつ、購入者のレビューコメントもチェック。
購入にあたり、私自身が気になることもありましたが、母が喜ぶなら、と購入することに。
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商品到着後、封を開けて一番最初に箱から出てきたのは、使用上の注意の一枚紙。
この時生まれて初めて知ったことでしたが、
・カセットコンロの寿命（というか買い替え時）は製造から10年
・カセットボンベの寿命（というか使用期限）は製造から６～７年
ということでした。
翌々考えてみれば、ガスを密閉する金属容器だったり、そのボンベ内のガスをバーナー部分に流すにせよ、全て消耗品。
電化製品と同じく、寿命があるのは当然。とはいえ、高々10年。。。
実は母も知らなかったようで、40年も使い続けたカセットコンロを見て、合掌していましたｗ
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カセットコンロ類の開梱・チェックが終わり、古いコンロが置いてあった場所に、新しいコンロを収納しました。
何気に実家のカセットボンベの寿命が気になり、母にカセットボンベの場所を確認。
すぐさま収納先を確認した所、出てくる出てくる。。。ｗ
あるあるですが、長年開けていない収納の戸を開けてみると、使用期限切れのガスボンベが計３セット、計９本ｗ
それこそ、最も古いもので、17年前の2008年製造でしたｗ
そんな９本を母に使わせるわけにも行かず、処分前提で私が引き取ることにしました。
もっとも、イワタニ産業のガスコンロは、同社製のガスボンベ以外は使用しないよう、注意書きがあるので、おまけでガスボンベも後日プレゼントしました。
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持ち帰ったガスボンベ。はてさてどう処分したものか。
住んでいる市町村のガスボンベの出し方は、
・（ガスを）使い切って
・（缶に）穴を開けずに
・透明・半透明の袋に入れて「有害ごみ」
として地域のゴミ収集場所に、ということでした。
問題は「使い切って」の部分です。
使い切れていない場合は住んでいる地域対応の清掃所に問い合わせれば良いようなのですが、貧乏性なせいでしょうか、「もったいない」という意識が強く働いてしまいました。
母に使用させるのは危険だから、私の方で引き取ったにもかかわらず、「処分する位なら、使い切りたい」という衝動を抑えきれず。
丁度、祖父母夫妻不在の田舎の建屋の整理のため、日々寝泊まりする毎日だったので、食料持参から食材持参に切り替えて、田舎に我が家のカセットコンロと実家から引き取ったカセットボンベを持ち寄り、１か月間カセットコンロで調理をしてみることにしました。
・コンロにボンベをセットして、ガス臭くなるようなら、直ぐに外す。
・点火後、少しでも臭さを感じるようなら、直ぐに消化して外す。
・調理中でも異常を感じるようなら、直ぐに消化して外す。
を前提に、恐る恐るセットして点火しました。
なお皆さんには使用期限切れのガスボンベの使用を絶対にお奨めしませんので、それでも使用される方は自己責任でお願いします。
最も古い2008年製造のボンベをセットし、ガス臭さは一切なし。
点火直後もガス臭さは一切せず。
火を徐々に弱くし、一旦消化しても、ガス臭さは一切なし。
ということで、常に臭いや換気に注意しつつ、使い切ることにしました。
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古いガスボンベを処分すべく、ガスコンロの火を使わずカセットコンロ（製造後10年経過）＋カセットボンベ（製造後最長17年経過）で調理を始めて１週間。
最初は屋外（田舎の母屋敷地内の小屋の入り口付近の屋根下で、周囲50メートル内には母屋・小屋以外の建物無し）で使用して、Ａ社製造ボンベを１缶使い切りました。
ガスボンベは強火で使い続けると大体１時間ぐらいで空になるようです。
しかし私の１回の調理では、使用時間は10～15分で、弱火～中火で使用する程度。
だから毎日１回調理でボンベを使うと、１週間で使い切る感じでした。
そんな話を奥さんに話したところ、「私もやってみようかな」となり、田舎の整理作業補助として同行してもらい、簡単な軽作業と食事係をお願いすることに。
朝食前に自宅を早くに出て田舎へ。
到着直後の朝食と田舎を出る直前に昼食をカセットコンロ・ボンベで調理して頂きました。
そんな感じ目２週目の一週間。Ｂ社の１缶とＣ社の１缶のボンベを使い切りました。
ＡＢＣ３社製造のボンベ全て、２週間で１本ずつ使ってみて、まだ何とか使えそうな感じでした。
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毎週の田舎の整理で疲れたこともあり、奥さんとも相談して、自宅でコンロを使うことにしました。
残り６本のボンベ処分に向けて、レンチン温めやトーストを焼く以外の調理は全てカセットコンロ＋ボンベで。
いつもストーブの上で調理する焼き芋（洗ったサツマイモにアルミホイルを巻いて載せるだけ）ですら、カセットコンロの上に置いた金網に載せて焼きました。
また作り置きのコーヒーをレンチンするのも止めて、小鍋に移した状態で、カセットコンロで温めました。
１日多い時で３食分の調理を２週間続け、やっと残り６本のボンベも使い切りました。
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初めから自宅マンション内で使うとしたら、私も奥さんも「怖くて試せない」という状況でした。
しかし周囲に人気が無く、広々とした場所で、使用期限切れのコンロ・ボンベを試せたこともあり、最終的には屋内での使用にはなったものの、何とか９本のボンベを空にすることが出来ました。
ですが、皆さんの方では絶対にマネはしないでくださいね！
万一事故が起こった場合、その被害は身内やご自宅だけでなく、近隣の方々やその方々のお住まいにまで及ぶかもしれない事、十分ご注意くださいませ！
繰り返しになりますが、
・カセットコンロは製造から10年で新品に替え時
・カセットボンベは製造から６～７年以内に使い切る
らしいので、お忘れなく！
（でも使えそうなら、使っちゃうんですよね～＾＾；）
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カセットコンロ・ボンベを使った４週間の自宅のガス代が、いつもより2,000円程安く済んでいました。
物価高騰とはいえ、ボンベが１本100円位で買えるホームセンターもあり、最近では100均でも扱っています。
手入れのし難さから、私も奥さんも自宅ガスコンロの魚焼きを使わなくなって早８年。
五徳あるバーナー３か所もフルで使う機会はほぼなくなり、カセットコンロ・ボンベの生活に切り替えたとしても、レンジやトースターもあるので、まず食生活に支障は無いでしょう。
しかしボンベを調達する・空缶を処分する手間を考えたら、常用にはなり得ません。
（自らが若く、独り暮らしなら常用もアリですがね。）
ただし災害時の備蓄用として、カセットコンロ・ボンベはあると良いみたいですね。
お家によってはカセットガス用のストーブや発電機をお持ちの方がいらっしゃいますね。
（そういえばマンション購入時にカセットガス用の発電機を頂いたような覚えが。。。）
ご自宅が都市ガス以外の方は兎も角、都市ガス利用の方は、災害時のアイテムとしては必須かもしれません。
それでも（カセットコンロ・ボンベに限らず）使用期限のあるものはきちんと管理しないと、ですね！
無知による今回の失敗で実家・我が家では、
・コンロ・ボンベ本体に貼ったテープに、油性マジックで大きく、替え時や使い切り期限を書いておく
・ボンベの保管先を家族で話し合って決め、決めた場所以外での保管はしない
・（コレが一番忘れがちだけど）ボンベは期限内に使い切る
を心がけていきたいと思います。
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我が家のシステムキッチン一体型のガスコンロ。
使い始めて12年。こちらも交換時です。
現在奥さん共々買い替え検討中。。。
（ガスコンロに限った話ではないですが、それはまた別のブログで。）
魚焼き部分は不要で、五徳付きのバーナー２つあれば十分なので、新品代金＋新品交換作業手間賃＋旧品引取代込みで４、５万円程度で済ましたいなぁ。。。
そのような製品やお取り扱い店舗をご存じの方、いらっしゃいましたら、コメントを頂けますと幸いです♪(#^^#)
今回も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
