以前有名ブランドのログマークの入ったハンドタオルを頂きました。
「〇〇ブランドのタオルって、こんなに吸水・速乾性が高く、丈夫なんだ」と半年間、週1回の使用感で使い心地の良さを感じ、そのブランドに関心を持ちました。
(今思うと、この時点で、まずは近所の100均やホームセンターで廉価な同等のタオルが無いか、探してみるべきでした。。。)
早速足を運んで物色しようと、同ブランドのタオル販売店を調べたのですが、他県や遠方のみで普段の行動範囲には存在せず、オンラインショップでチェックすることに。
この時「用途に合わせたタオルの選び方」でも情報サイトでチェックしておけば良かったのですが、商品サイトの色合いや柄等に惹かれてしまい、完全に失念してしまいました。
知識も全くない状況下で、見た目と商品説明から、薄手の生地の布巾、5mm厚のハンドタオル、1cm厚のフェイスタオルとバスタオルをそれぞれ数枚購入しました。
1枚1000~3000円もするタオルの購入は初めてだったこともあり、家族皆で梱包から取り出した際の期待と手にした感動は半端なかったです。
しかし使用上2つの問題がありました。
1.毛羽の量が半端ない
一緒に洗濯した洗濯物が毛羽だらけになり、浴室乾燥後の浴室も毛羽だらけに。
また風呂上りに肌を拭いて付着することもありました。
生地の色が白だったら分からなかったかもしれませんが、ワインレッドだったので、際立ってしまったのだと思います。
個体差もあると思います。
それでも浴室乾燥後の白い浴室の床や風呂蓋に、薄っすら赤くなる程、毛羽が積もっていたので、発生量は異常に感じる程でした。
2.厚いと乾燥に時間が掛かる
1cm厚のタオルは1回の浴室乾燥(6時間送風+2時間温風)では完全には乾きません。
ここで興味・関心が納まれば良かったのですが、今度は別の有名ブランドで3mm厚~1cm厚のフェイスタオルとバスタオルを数枚ずつ購入しました。
新たに購入したタオル類も使用して、やっと気づきました。
ブランドや大きさに関係なく、1cm厚は吸水量は多いが非常に乾き難く、3mm厚は吸水量は少ないが速乾性に優れていること。
この時点で我が家で使うタオルの厚さは、5mm以下が丁度良い、と家族の意見が一致しました。
ハンドタオルや布巾については毛羽の乾燥し難い問題は無いのですが、解れてしまうことが大変気になりました。
決して解れやすいというわけではなく、1品1品の値段が高いが故の問題です。
食器・手洗いの水拭きで、食器の尖った部分や爪が引っかかり、布巾やハンドタオルが解れてしまうことは仕方ありません。
しかもそれまで使っていたタオル類は、頂きものや不足分の100均で購入したものばかりで、解れたところで、大して気にしませんでした。
ところがブランドものの高価なタオルの使用で、解れが連日続き、家族皆大騒ぎwww
もっと大事に扱おう、という意見もある中で、100均や廉価なタオルの方がコスパが良いのでは、という考えに落ち着きました。
そんな中で久しぶりに、家族全員で買い物に出かけ、近所の100均とホームセンターへ。
何気に娘がタオルの激安セールコーナーで上記ブランドのフェイスタオルを見つけたところ、お値段300円だったこともあり、お試しで1枚購入。
また100均でも私自身が冒頭のタオルと手触りの類似したハンドタオルを発見。お試しで1枚購入。
その2枚を使ってみて、ブランド品と同等以上のコスパを感じた時は大変ショックでした。
その後数年の使用で感じたことは、厚手のタオルはかさばること。
フェイスタオルとバスタオルに関していうと、我が家では人数×2枚+2枚あり、1枚はその日の使用、もう1枚は次の日用、残り2枚は予備、としています。
浴室扉のタオル掛けはバスタオル2枚分のみなので、未使用のタオルが収納に収まらず、一部クローゼットに掛ける始末。
ブランドタオル購入で数万円使いました。
色々勉強にもなりましたが、コスパ的に購入を後悔しています。
ブランドタオル購入から3年後、我が家では以下の考えが定着しています。
- 定価でブランドタオルは絶対に買わない(残念ながらコスパ低し)
- 大きさに関係なく3mm厚
- 風呂上りもフェイスタオルで十分(風呂上りは浴室内で水分を掃ってから出る)
- 質より量(但し吸水性は重視)
日々の使用が欠かせないタオルですが、コスパに優れた廉価で薄手なものがあれば、それで十分と感じています。
最後に話がそれますが、我が家では100回以上洗濯しているタオルもタオルとして使用中です。穴が開いたら雑巾にしています。
最近知ったのですが、タオルの耐用日数は日々の洗濯で30日(30回の洗濯で取り換え時)らしいです。(本当?)
短すぎて奥さんも驚愕です。