辛口太郎のブログ

日々思ったことを思うままに。

お茶の思い出と急須へのこだわり

学生時代からハマり始めたコーヒー作り。

 

生豆を焙煎したり、手動ミルで挽いたり、専用器具で風味を調整したりと、お金と時間をかけてきました。

 

趣味レベルでまだ挑戦していないことがあるとすれば、豆の栽培位でしょうか。

 

同じように、学生時代から日本茶にハマり始めた知人がいます。

 

元々お茶好きだったようですが、苦学生だったこともあり、ペットボトルのお茶は購入せず、コスパの良い茶葉でお茶を飲んでいるうちに、色々な産地の茶葉に興味を持つことに。

 

今では自分で茶葉を栽培し、言葉の通り、お茶作りにハマる程に。

 

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学生生活の数年間、知人の下宿先にお邪魔しては、いつも美味しいお茶を頂きました。

 

お茶を淹れる際に使っていたのは、一部が欠けた白い陶器の急須でした。

微かな記憶ですが、確か当時の100均ショップで買ったものだったはず。

 

その急須も、いつしか、誤って割ってしまったようで、茶こしが収まる間口のビーカー(実験で使うやつ)を急須代わりにして、お茶を淹れることもありました。

 

お互い卒業を間近に控えた頃、近所で開催中の焼き物市で、それまで頂いたお茶のお礼にと、急須を購入し、知人へプレゼントすることに。

 

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当時の私の「モノ」の選び方は、「自分本位」そのもので、贈り相手がどう思うかなどおかまいなし。

 

唯々、

  • 自ら欲しいものを選ぶ
  • 自分の好きな色を重視
  • 見た目が素敵・面白ければ相手も喜ぶだろう

といった具合でした。自分で使うわけではないのにね^^;

 

贈り物として購入した急須は丸い形のリアルな西瓜の外観で、蓋を開けると、内側には赤い果肉や種まで描かれいる、結構手の込んだものでした。

 

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久方ぶりに知人宅へお邪魔し、お茶をご馳走になったあと、携行した贈り物の急須をプレゼント。

 

とても喜んで貰えて、その時点では私も満足でした。

 

早速その急須で別のお茶を淹れてくれたのですが、いつもと様子が異なり、戸惑っている模様。

 

棚から新たに取り出した、内側が白い湯呑に、淹れたお茶を注ぐ様を見て、やっと気づきました。

 

知人は、湯の温度や茶葉を湯に浸している時間ではなく、淹れたお茶の色で、飲み頃を判断していたんです。

 

茶こしを持ち上げても、急須の内側が赤いせいで、お茶の色合いが見慣れた色とは異なり、飲み頃を判断し難かったのですね。

 

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過去数年間を振り返り、よくよく考えたら、知人なりに、茶葉からでた煮汁の色合いで、飲み頃を判断するために、適した急須(白い陶器やビーカー)を使っていたんです。

 

私がコーヒーを淹れるとき、香りや味を楽しむことはあっても、淹れたコーヒー自体の色を観ることはありませんでした。

 

敢えて見るとしたら、混ぜたミルクの量が多い・少ない位。。。

 

何度もお邪魔し、お茶を淹れる様を見て、美味しいお茶を頂いておきながら、飲み頃をどう判断していたのか、その時まで全く気づかなかった自分が恥ずかしくなりました。

 

知人宅を後にするまで、内心は赤面状態だったこと、未だに忘れられません。

(ビーカーを使っている時点で気づこうよ、と今更ながらセルフ突っ込み。)

 

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知人宅をあとにして、地元に戻ると、近所の焼き物市がまだ続いていたので、帰宅途中に立ち寄りました。

 

次の日の授業の合間に、好みの色や外観等、こだわりについてそれとなく聞いてみましたが、私よりはるかに人間のできた知人は、質問の意図を察したようで。

 

交換は不要で、プレゼントした急須が大変気に入っているとのこと。

 

その後、月日は流れて。。。

 

知人の奥さんから聞いた話ですが、お子さんが思い出の西瓜急須を大好きで、毎日のように使ってくれたようです。

 

お子さんが誤って落として割ってしまった際、知人は悲痛の声を上げ、奥さんやお子さんを驚かせてしまったようで。

 

私のそんな贈り物に対して、永く愛用してくれたこと、とても感謝しています。

 

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コーヒー程ではないですが、最近はお茶を淹れることが多くなりました。

 

知人との思い出もあり、自分なりに美味しいと思える、急須内のお茶の出具合を見る癖がつきました。

 

急須(ティーポット・サーバー含め)は無色透明か、内側白で決まりです。

 

白は好きな色ではないですが、茶渋や白色以外の汚れの有無も分かり易く、清潔さを保ちやすいですね。